1日目:日本一周のはじまり

8月に日本一周をしてきたバナナと申します。今年は学生生活最後の夏休み。就活も無事に終わって、8月は特に大きな予定なし。「これはもう旅に出るしかないな」と、日本一周することに。

日本一周のきっかけは、時間を考えずに旅をしたいとずっと思っていたからです。もともと旅行が好きだったのですが、これまではサークルとか学部の勉強で忙しく、2泊3日の旅行はしたことがあっても、それ以上の長期間旅行というのはなかなかできませんでした。しかし今年は時間に余裕があるので思いっきり旅を楽しめます!

いつも旅行の移動手段は電車なのですが(現地でレンタカー借りることもある)今回はヒッチハイクに挑戦することにしました。友達でヒッチハイク旅行をしている人がいて、その友達にいろいろ話を聞いていたことも日本一周を決めたきっかけの一つです。

日本一周を決意してから友達にヒッチハイクの秘訣を教わりました。「ヒッチハイクに慣れていない人は、まず高速道路のサービスエリアでやるとよい」とアドバイスもらい、徒歩で入れるサービスエリアを調べました。『ウエルカムゲート』があるサービスエリアは徒歩で入れるということです。私はこの旅に出るまで、サービスエリアの中に徒歩で入れるとは知りませんでした (徒歩で入れないところが多いので、行く前に調べて下さいね!)

8月2日に、大阪某所にある自宅を出発。自宅から電車に乗って滋賀県にある『草津サービスエリア』まで行きます。最寄り駅の南草津から草津サービスエリアはかなり遠く、歩いて40~50分くらいかかったと思います。真夏の炎天下の中を歩くのはとてもきつかったです・・。

サービスエリアに着いたらまず休憩。体力を回復させた後、スケッチブックを持ってヒッチハイク開始です。まずは名古屋を目指します。が、最初はとても恥ずかしかったですね・・。周りの人の視線が気になる。暑いので汗もダラダラ垂れてくる。何度も『もうやめようかな』と思いましたが、来た道をとぼとぼ歩いて帰る姿を想像しては『もう少し頑張ろう!』と己を奮い立たせました。

ヒッチハイク開始から1時間。「岐阜までやけど乗ってくか?」と、おじいさんが声をかけてくれました。迷わず「お願いします!!!」と即答!途中でやめようかと何度も思いましたが、諦めずに待ち続けたこの経験がすごく力になりました。見知らぬ人と話すのは緊張しますが、車に乗せてくれたおじいさんは会社を経営されているということで色々なお話を聞くことができ、道中とても楽しかったです。

岐阜でおじいさんと別れ、その後もヒッチハイク。名古屋に行く方に乗せていただき、名古屋まで進むことができました。日本一周、スタートです!