6日目:日本海沿いを行く

一晩考えて、青森から南下することに決めました。秋田へ向かう途中、男鹿半島を立ち寄ろうかとも思ったのですが、観光地までは路線バスなどが無く、観光タクシーやレンタカーでまわらないといけないようです。男鹿は断念して秋田へ向かいます。

青森から秋田まで乗り換えなしでスムーズ。朝早かったので車内でもうひと眠りしました。秋田駅で乗り換えまで1時間以上あったので遅めの朝ごはんを食べることに。どこまで移動するか考えましたが、新潟か、よく行って柏崎になりそうです。

秋田から酒田で乗り換え。酒田駅で待ち時間があったので駅の外に出てみましたが特に見るものも無く、「牛肉ど真ん中」という駅弁を買って発車を待ちました。どうせ食べるなら海を眺めながら食べたいものです。朝食が遅めだったのもあり、五十川を過ぎたあたりで眺めを楽しみながら駅弁を食べました。これこそ旅の醍醐味です。

新津で乗り換えて19時過ぎに新潟へ。もうひと踏ん張りして柏崎まで移動しました。

5日目:岩手から秋田を通って青森へ

平泉を観光した後は北上へ移動し一泊。ここまで来たら青森県を目指すしかないでしょう!移動距離が長いので鉄道ルートで行くことに。ヒッチハイクもいいですが、列車に揺られながら眺める景色も好きです。

北上から北上線に乗り、途中横手で乗り換えて秋田へ。移動中は本を読んだり、考え事をしたり、旅のまとめをしたり、ぼーっと外を眺めたりしていました。改めて「僕は列車の窓から外を眺めるのが好きだ」と実感したのですが、窓からは一面に田んぼが広がっていて「これが東北の風景なのか」と感動しました。

秋田からリゾートしらかみに乗って五所川原へ。青森と言えばねぶた祭りですが、僕が行ったときはもう祭りが終わっていました・・。五所川原には「立佞武多の館」という施設があり、館内には実際に祭りで使っている立佞武多が展示されている他、立佞武多に関する展示が沢山ありました。ここは立佞武多の展示場で、保管所でもあります。祭りになればここから立佞武多を搬出するのだとか。高さが20メートル以上あるので保管するのはかなり大変そうです。保管しつつ、シーズンオフは見学できるというのがユニークな発想ですね。五所川原では、立佞武多の他にも、沢山のねぶたが地元の方によって作られているそうです。市内の高校でも作っている学校があるのだとか。地元の方がどれだけお祭りを愛しているのかが、展示から伝わってきました。

五所川原を後にし、青森へ。今日は青森で泊まります。明日以降は津軽線に乗って三厩へ向かうか、秋田、新潟と南下するか・・。