ひそかに

趣味というほど詳しくもなく、全国津々浦々を巡ったかというとそうでもなく。
なんとなく気になって機会があれば行く、という程度のひそかな趣味、城巡り。
歴史やらは、現地で説明を読めば『ああ、あの時代の、なるほどね』と思うくらいで、聞いても答えられることはほとんどありませんが・・。
それでも地上から見上げる、日本の城のフォルムや、重機のない時代に積み上げられた城石を眺めるのが好きです。

先日はそんなお城を目的に、久しぶりに出掛けました。
行き先は『和歌山城』。
車で向かう道中は生憎の雨模様でしたが、着くころには雨は止み、手ぶらで外に出られました。
非常~に蒸し暑かったですが…。

和歌山城は「いわずと知れた徳川御三家紀州徳川の名城」

…だそうです。もちろん転載です(笑)
石垣は高く迫力があり、広い庭園は曇天でも美しく、天守閣からの眺めも絶景。
敷地内には、無料の動物園があり、動物とのふれあいも…。
天気が悪いからかすいていたので、かわいい動物たちで少しなごんでから帰路につきました。
(動園長はツキノワグマのベニーちゃんだそうです笑)

帰り際、(自分への)お土産を買っていないなあとサービスエリアで物色。
和歌山と言えば、梅干し。しょっぱいのは苦手なので、はちみつ入りで。
サービスエリアには、「八咫烏」のシンボルが付いた鳥居のようなものがありました。那智勝浦にもまた行きたいですね。

都会へ

またまたご無沙汰しています。
新型コロナが5類になり、さらに旅行をしやすくなりましたね!
もう少し緩和されたら海外にも行きたいところです。

この夏は、東京へ一人旅。交通手段は新幹線でさくっと。
勤め先の営業所が東京にでき、仕事で何度かは行っていたのですが、当然観光などはしておらず。
以前ヒッチハイクの旅で行った時は当然慌ただしく(お金に余裕もなかったし)、のんびりぶらぶらするのもいいかなと思い行ってきました。

都内に入ればどこへ行くのにも電車を乗り継げばいいし(構内で少し迷いますが)、暑さを除けば快適な旅でした。
ひとつだけ目的を決めていたのが、皇居のお堀を歩くこと。桜の名所やランニングコースとしても良く聞きますよね。
九段下駅から千鳥ヶ淵方面へ向かい、だいたい半周ほどしましたが緑が多くて気持ちが良かったです!
半蔵門、桜田門などは地名や駅名として認識していましたが、「門」として存在をしていることに少し感動をしました。
お堀を歩いたあとは、そのまま銀座方面へ。銀ブラなんて大人になったな、などと思いながら歩いていましたが…
敷居が高くどこにも寄れずに、東京駅への通り道になっただけになりました(笑)

事前に色々調べておかなくても、ふらっと入れるお店はいくらでもあるし、気楽に過ごせた旅行でした!

コロナ禍旅の楽しみ方

今、全国旅行支援が実施されていますね。コロナ禍以降、旅行することに少し気が引けていたけど、気軽に旅行をしていいんだと思える良いきっかけだなと思いました。
現在の予約は年内分までで、年末年始は除外されるようですが、来年も延長継続を検討されているようで、是非活用してみたいと思っています。

諸条件はあるものの、概ね1人あたりの宿泊旅行代金が8,000円を上限として40%OFFになって、さらにお土産店などで使える地域クーポンが、平日は1泊3000円分、休日1泊1000円分付いてくる。

…ということは、平日2泊3日30,000円の旅行代金は18,000円になって、6,000円分のクーポンが使える。

また、自治体によっては上乗せ旅行割引やクーポンの進呈があり、更にお得に!
これは上乗せがある地域に行かなければ。

お得に…お得に…と調べていくと、日帰り旅行も割引対象なので、旅行支援対象の宿泊旅行先で、旅行支援対象の日帰りプランを利用すると、W(ダブル)で利用ができるという裏技?が!!

旅行会社、地域、施設によって様々な割引やクーポンが紹介されていて、どれも魅力的で迷い続けてしまいそう…

ただし、利用するためにはワクチン3回接種済証またはPCR検査などの陰性証明が必要とのこと。
実はワクチン3回接種したのに、コロナ感染してしまって、接種の意味があったのか…と思っていたけれど(笑)
ここに来て3回接種が役に立ちそうで良かった。

社会人になってからの旅

さて…社会人になってからの旅について書きたいと思います、と宣言してから早1年。
月日の経つのは本当に早いものですね。(すみませんでしたー!)

私が入社したのは、なんと年に4回社内旅行がある会社です。
もちろんそれだけに惹かれて…というわけではありません(笑)
私は残念ながらまだ行ったことがありませんが、コロナ前は海外にも行っていたようです。

学生の貧乏旅とは違って、社会人としての旅はやはり余裕があります。
完全に自由というわけではないので、そこが少し残念に感じる部分もありますが…。

でも自分では選ばないような場所に行けるのは、自分の幅を広げてくれるようで面白いです。
例えば、コロナが本格化する前に行った淡路島では、ホテルの夕食でフルーツかと思うくらい甘い玉ねぎをいただきました。
それまではちょっと玉ねぎに苦手意識があったんです。でも恐る恐る食べてみてびっくり!
出してくださった仲居さんに感動を伝えたところ、「甘いでしょう?メロンと同じ糖度ですよ」と教えてもらってさらにびっくり!

やはり良いものはおいしいんですね。
ほかにも、食べ物の話ばかりで申し訳ないですが、北海道で食べたウニにも開眼させられました。
生臭いから…と避けていたウニ。私が今まで食べていたウニは別物だったみたいです。

やはり地元の方からの情報は間違いないですね。
なので、旅行先ではなるべくいろいろな人に話を聞いて、おいしいものや面白いものの情報を集めるようにしています。

また良い情報を仕入れたら共有できればと思います。

私の「ヒッチハイクで日本一周」の結末と総括

ご無沙汰しております。
次回に続く…と最後に書いた記事から、気づけば2年もの月日が経過していました。
完全なる自己満ブログなので、楽しみに待っていた方がいるかはわかりませんが、もしいたらごめんなさい。

11日目、鹿児島に到着してから、行く先をどうしようかと悩んでいた私ですが、結局、家に帰る選択をしました。
大阪から始まった私の日本一周の旅は、鹿児島で幕を閉じました。

初めてのヒッチハイク旅でどうなることかと思いましたが、やってよかったなとすごく思っています。
というのも、実は私、極度の人見知りでして(笑)、普段友達と旅行するときに、現地の人と話すなんてこと絶対にないんです。
それが、ヒッチハイクしないと先に進めない=知らない人と話す時間が必然的に生まれる、というので、いつもの旅行よりもいろんな人と触れ合うことができ、人を通じてその土地ごとの良さというものを、より感じることができたなと思います。

ありきたりな感想になってしまいますが、「人の温かさ」をすごく感じたというか、知らない人と話をする楽しみの一端を体験できたような気がします。
車に乗せていただいた人、現地でお話をした人は、年齢も性別も様々で、世の中には本当にいろんな生き方をしている人がいるなあと、世界の広さを感じる旅でした。

そんな私も、あの学生最後の夏休みの旅から2年経っているということは…
現在は、すっかり社会人としてバリバリ働いております。

学生のときのように長い休みはなかなかないのですが、旅好きは相変わらずで、合間をみつけてはちょこちょこ旅行には行っています。
今後は、そんな社会人になってからの、学生時代とはまた違った旅のお話を書いていければと思います。

11日目:宮崎から鹿児島へ

東北もいいところでしたが、九州もあたたかくて雰囲気がのんびりしてていいところです。定年して住むなら東北より九州がいいなぁ。ただ、宮崎はテレビが2局しかないので、宮崎以外に住むか、テレビ以外の趣味を持つ必要があります。

宮崎から鹿児島へ向かいます。九州はヒッチハイクしやすいという実感があるので、今日も国道沿いでヒッチハイクを開始しました。町と町が1本の国道でつながっているという場所が多いのでヒッチハイクする道路が見つけやすく、九州の人(県民性とでもいいますか)結構すぐに止まってくれる人が多いです。乗せてくれた人や、町の人を見ると開放的な人が多く、話すのが苦手な僕も話しやすいという印象があります。「ヒッチハイクをやってみたいけど、上手くいくどうか不安…」という人は、九州でやってみるとよいかもしれません。

ヒッチハイク開始から少し時間はかかりましたが、鹿児島へ営業に行くというサラリーマンの人が止まってくれました。サラリーマンの人は「九州の道はメリハリが無いので運転してると眠くなる」「ハンズフリーで話ができるときはいいけど、そうでない時は結構大変」「こうやって隣で話してくれる人がいると助かることもある」そんな話をしていました。

途中都城に立ち寄り、鹿児島市内を目指します。サラリーマンのおかげでサクサクと鹿児島市内まで移動できました。「県外から取引先が来たら鹿児島の観光名所を案内するんだけど、18きっぷで旅してるなら枕崎は外せないね」「途中の指宿は砂蒸し風呂が有名で、鹿児島の観光スポットだよ」と、鹿児島の見どころ、市内のおすすめ居酒屋や料理店など沢山教えてくれました。サラリーマンになるとこういう仕事もあるんだなと関心。

せっかくなので鹿児島中央から枕崎を目指そうと思ったのですが、この時間からだと枕崎で一泊しないといけません。往復した方が18きっぷでは元が取れます。

このまま行くか、鹿児島に泊まって翌日行くか、それとも家に帰るか・・・。

実はそろそろ家に戻る頃合いかなという気もしていました。さて、私の選択はどうなったのか。次回に続きます。

10日目:ヒッチハイク天国☆九州

大分でヒッチハイクをした結果別府に泊まることになりましたが、温泉を満喫できたのでよかったです。今日は宮崎を目指してヒッチハイクします。

と、なんと開始からたった5分で止まってくれる人が現れました!こんなにスムーズにいったのは初めてです。40代くらいの女性で、宇佐にある事務所へ商品を運んだ帰りだそう。延岡の事務所に戻る途中だったとのことで、延岡まで乗せてもらいました。

延岡でしばらく休憩。まだ昼過ぎだったのもあり、「ひょっとしたら、今日中に宮崎まで行けるかも?」という期待が湧いてきました。昨日の大分といい、ヒッチハイクしたらすぐに止まってくれる人が現れます。ヒッチハイクを再開すると、20分くらいで40代くらいの男性が乗せてくれました。数年前までは東京で働いていたけど、地元の宮崎に戻って店を立ち上げたということ。お店のルートとは外れているにも関わらず、わざわざ宮崎市の中心部まで行ってくれました。車内で「宮崎に来たならチキン南蛮を食べて。味が全然違うから」と言われたので宮崎市内でチキン南蛮を食べました。男性の言う通り、普段食べているのとは全然違って美味しかったです。

9日目:いよいよ九州編

いよいよ今日から九州編スタートです。

今日向かうのは福岡県うきは市。ここには友達がいるので会いに行きます。

下関から門司はあっさり通り過ぎ、こんなことなら勿体ぶらずに昨日のうちに門司まで行ってもよかったなと思いました。門司でJR西日本に別れを告げ、JR九州の車両に乗り込みます。古賀、久留米を乗り換えて13時前にうきはに到着。再会した友人は変わらず元気でした。1年ぶりの再会でしたが、田舎での暮らしを楽しんでいる様子が伝わってきます。いつか僕もこうやって自分が住む町を友達を案内してみたいですね。

久大本線と言えば湯布院ですが、時間がないので大分まで移動しました。JR大分駅の上に天然温泉があり「さすが温泉大国大分!」と思いました。なかなかいいお値段しましたが、展望+風呂セットと考えたらお手頃かもしれません。

20時前でしたが、久しぶりにヒッチハイクをしてみようと思い、大分から宮崎を目指してヒッチハイクに挑戦。国道沿いに立ち始めてから15分で乗せてくれる人が現れました!この旅最短記録!乗せてくれた人は21歳の女性です。初めて年下の人に乗せてもらいました。大分市内で働いていて、仕事を終えて家に帰る途中だったようです。豊後高田まで戻るけど、豊後高田には何も無いから別府までという話になりました。人生初の別府温泉。町中温泉のにおいがします(笑)宮崎とは逆方向になりましたが「大分に来て別府に寄らないのは駄目だよ」と言われたので、まぁ結果オーライですかね。温泉を満喫し、癒されました。

8日目:日本海ルートもそろそろ終わり

鳥取で一泊し、翌朝鳥取砂丘へ行ってきました。砂丘にはラクダがいるんですね。友達と一緒ならラクダに乗っていたと思いますが、一人だと乗るのはちょっと・・。砂丘会館で梨ソフトは食べました。つい・・(笑)

10時30分前に鳥取を出発。今日は下関か、海を渡った門司まで行こうと思います。下関でストップして「明日海を渡る」というワクワクを楽しむか。悩みどころ。

米子で乗り換えですが、40分ほど待ち時間があるので、駅前のイオンで昼食を済ませました。同時に移動中に飲むドリンクやおやつも購入。益田でも1時間近い待ち時間がありましたが、駅前に観光地もなくのんびり過ごして出発を待ちます。

益田から長門市へ、長門市から下関で一泊。やはり九州上陸は明日にしようと思います。

7日目:時は金なり。新幹線も駆使して移動

柏崎から直江津へ行き、直江津からは私鉄に乗り換え上越妙高を目指します。そして、上越妙高から北陸新幹線「はくたか」に乗って金沢へ。直江津・金沢間が私鉄のため、どうせ私鉄になるのならと新幹線で移動することにしてみました。やはり新幹線は早くて快適です。1時間ちょっとで金沢に到着。金沢で一休みして、どんどん移動します。

敦賀で小浜線に乗り換えて舞鶴を目指します。東舞鶴で乗り換え、綾部で乗り換え、福知山で乗り換え、豊岡へ。福井→京都→兵庫県をサクサク移動。乗り換え時間、ホームでの待ち時間、かなりいい感じで移動できています。とはいえ、朝の新幹線と比べると圧倒的にゆっくりで無駄が多いと感じます。新幹線の早さ、快適さ、あれを味わってしまうと18きっぷでの移動はしんどいかも・・。時間がある今だからこそできる旅だと思います。

豊岡で泊まろうかとも思ったのですが、まだ18時前だったので、もう少し頑張って鳥取まで行きました。鳥取へ来たなら砂丘ですよね。というわけで、明日は砂丘に立ち寄ります。